わが家のお小遣いルール
――「お金は、自分で稼ぐもの」を伝える仕組み
◆基本は“歩合制”
「お小遣いって、どうしてますか?」
保護者の方からよく聞かれるご質問のひとつです。
わが家では、小学1年生からお小遣いを渡していますが、「毎月決まった金額」ではなく、**がんばりに応じて増減する“歩合制”**を取り入れています。
目指しているのは、「がんばった分だけ評価される」という社会の仕組みを、小さなうちから家庭の中で体験すること。
その中で、“お金はもらうものではなく、得るもの”という感覚を身につけていってほしいと考えています。
◆小学生のお小遣いルール
▶ 基本給(学年別)
- 小1・2:500円
- 小3・4:1000円
- 小5・6:1500円
この基本給に加えて、**頑張りに応じた歩合(加点・減点)**をつけています。
▶ 加点の例
- 大きなテストで100点 → +100円
- お手伝いの内容・頻度 → +0〜300円
- 学校でのがんばりや表彰 → +0〜300円
- 習い事での努力や継続 → +0〜300円
- 昇級・検定合格(空手や漢検など)→ +1000円
▶ 減点の例
- 宿題忘れ → −100円
- 習い事を嫌がって行かない → −200円
- 遅刻・欠席・だらだらする → −100〜300円
- 問題行動があった場合 → 減給またはゼロ
月末には私(親)がその月の頑張りを集計して「給与明細」のような形で渡します。
◆「半分は貯める」が絶対ルール
どれだけ稼いでも、もらったお小遣いの半分は必ず貯金するというルールがあります。
入学時にそれぞれの名義で通帳を作り、毎月記帳するところまで一緒にやっています。
残りの半分は「好きに使ってOK」。
けれど実際は、長男は自由分も貯め続けて大きな買い物に使い、次男は家具やクッションなど生活の質を上げるモノに使うなど、それぞれの金銭感覚の個性が出て面白いです。
◆中学生・高校生になったら?
小学生のときと同様、中学生・高校生になっても“歩合制”は継続しています。
ただし、年齢に応じてスタイルや評価基準が変化していきます。
▶ 基本給(定額)
- 中学生:あり
中1で2000円、学年が上がるごとに+500円(中2:2500円/中3:3000円) - 高校生:基本給なし
高校生は「定額支給なし」。その代わりに、自分で稼ぐ方法を考えるステージへ進みます。
▶ 歩合の評価項目(中高共通)
【プラス評価】
- 定期テストで80点以上 → +3000円
- ※うちは不可能に近いので高め設定
- 学年順位が上位 → +3000円
- 家のお手伝い → +0〜300円
- 習い事や部活動の継続・成果 → +0〜300円
- 検定合格や表彰 → +1000円など
【マイナス評価】
- 宿題を忘れる・やらない → −100円
- サボり・遅刻・欠席 → −200〜1000円前後
- 学校の先生から電話が来た → 500〜1000円対象
- 問題行動がある → 減給またはゼロ
▶ 高校生ならではの稼ぎ方
高校生は定額支給がない分、
- または定期テストや順位での評価(高め設定)
- 家のお手伝い
- togetogeのサポート業務
などを通じて、“学業や貢献”を通じた報酬獲得が中心になります。
また、バイトが可能な場合は「自分の小遣いは自分で稼いで使う」ことを優先し、金額の大小ではなく「どう得るかを考える力」を育てることを意識しています。
◆評価の軸は「結果」より「責任と信頼」
中高生になればなるほど、評価の中で重視するのは「点数そのもの」よりも
- コツコツ努力しているか
- 約束を守っているか
- 周囲から信頼される行動ができているか
という“社会性”や“人としての信用”です。
自分の行動に責任を持ち、人に信頼される存在になること――
それが将来の「稼ぐ力」にもつながっていくと、私は考えています。
◆お金は“使い方”より“得方”を学ぶもの
もちろん、お小遣いの与え方にはご家庭ごとに考えがあると思います。
わが家では「お金をどう得るか」「どう付き合うか」ということを、小さなうちから自然に体験できるようにルールを設けてきました。
結果的に、子どもたちは“使いすぎ”ではなく、“貯めて考えて使う”スタイルが身についたと感じています。
家庭という小さな社会の中で、“経済感覚”と“責任感”をじっくり育てる。
そんな目的で、これからもこの仕組みを続けていきたいと思っています。ただもう下の子も高校3年生なのでそろそろ歩合制のお小遣いもおしまいになるのかなぁ。
このお小遣い制度もなかなか楽しめました!
ぜひ、興味のある方はぜひ、お子ちゃまと一緒に話し合ってやってみてください。
横浜市港北区、妙蓮寺・白楽エリアの学童保育『自律知育togetoge』